3分名著シリーズ

まずはインプットから!『学び効率が最大化するインプット大全』【本 要約】

はじめまして!まっきーです!

今回、紹介する本は

『学び効率が最大化するインプット大全』

でございます。

本書を書かれた樺沢紫苑先生は「日本一アウトプットする精神科医」と言われており、

  • メルマガ 毎日発行 14年
  • Facebook 毎日更新 9年
  • Youtube 毎日更新 6年

ほんの一例ですが上記のことをこんなにも続けておられます。

そしてベストセラーにもなった「アウトプット大全」の著者でもあります。

アウトプットの鬼です!

そんなアウトプットの鬼である樺沢先生の、最適化されたインプット方法について書かれてるのが本書です。

こんな方におすすめ

  • 具体的にインプットって何すりゃいいのさ?
  • 効率よく物を覚える方法が知りたい!
  • アウトプットさえしていればインプットは適当でも良いよね。

それでは記念すべき1発目いきましょう!

学び効率が最大化するインプットとは

質の高い情報を厳選する
アウトプットを前提に
注意深く受け取る

以上がインプット効率を上げる為に重要な点です。

そこからは皆さんも大好きなアウトプット&フィードバックのお時間ですね!

インプットとアウトプットを行い自己成長曲線を駆け上がるって感じです。

次章から細かく解説していきたいと思います。

インプットの基本

目標設定をセットに

「将来の役に立ちそう」「今みんな学んでいるから」など

インプットの目標が曖昧というのは一番やってはいけないインプットです。

そうならない為に目標設定をしてみましょう。

 

step
1
方向性を決める

例: 英語→留学 プログラミング→転職など

step
2
ゴール(目標)を明確にする

例: TOIEC○○点 資格取得など

step
3
期限を決める

この3ステップを踏まえると

英語を学んで留学したい。その為に○年後までにTOIECで○○点取る。

となります。

こうすることで具体的に何をどうやって学び、どのくらいの時間をかければいいのか明確になってきます。

アウトプット前提にする

これはアウトプットを考えながらインプット行うというものです。

具体的には

本を読んでブログに書く」(読んでいる間にもどんなことを書くか考える)

映画の感想を伝える」(映画の鑑賞中にもコメントを考える)

体験を通じて感じたことをSNSに発信する」(体験しながらもどんな言葉で発信するのか意識する)

などが当てはまります。

上記の思考でインプットすると、程よい緊張感が脳内物質を分泌してくれます。

その脳内物質は集中力や記憶力を高める効果があります。

量より質

インプットは「量」をこなすよりも「質」を大事にしてください。

あまり学びのない本をたくさん読むより、質のいい本をじっくり読むほうが良いです。

「質」を確保してから「量」に着手しましょう!

ココがポイント

なんとなくインプットするのはもったいないよ!

質の高い情報とは

質の高い情報と言っても、高いお金を出して得る情報商材のようなものではありません。

あなたにとって必要な情報のことです。

それは子育てについてかもしれないし、心理学かもしれません。

ここでは情報の質を高める方法を2つ紹介します。

情報を捨てる

少し時間があればスマホを開いてしまう。そういう人は多いんじゃないでしょうか?

私もそうです。

しかし、ネットニュースやSNSでなんとなく得た情報というのは大半忘れてしまいます。

なんとなくでは、ほとんどの人がうまく処理できないからです。

自分にとって「本当に必要な情報」を知り、必要のない情報は見ないことが大事なのです。

アンテナを立てる

必要な情報を集めるアンテナの立て方を本書では4つ紹介しております。

その中から2つ抜粋して紹介します。

書き出す

これは興味・関心があるものをすべて書き出しておくという方法です。

キーワードを視覚化することによって「選択的注意」を反応させることができます。

「選択的注意」とは、興味関心のある情報に選択的に注意を向け優先して記憶に残そうとしてくれるフィルターです。

脳の便利機能ですね!

書き出すだけでアンテナ立つなら、やらない手はない!

アウトプット前提にする

インプットの基本でも述べた「アウトプット前提にする」です。

本書では興味関心のアンテナを立てる究極の方法として紹介されています。

意識するだけで脳が情報収集モードに切り替わってくれる優れものです。

原点にして頂点みたいでかっこいいですね。

インプット界の「ふたりはプリキュア」それがアウトプット前提!

本の読み方

本書では「読む」「聞く」「見る」など様々なインプットの効率化を解説しています。

ここでは「本を読む」に焦点を当てて解説していきたいと思います。

深く読む

本書の中で樺沢先生は「内容について議論できる」を「深く読む」と定義しています。

例えば

  • 本の内容を人に説明できる
  • 本の話題で10分程度盛り上がれる

などです。

まずは「本の内容を人に説明できる」ように読んでみてください。

効率よく読む

本書では「パラパラ読み」がおすすめされています。

「パラパラ読み」とは

まず目次を見て、自分の興味・関心のあるページを読む方法。

または、最初からページをパラパラめくり重要なところだけを読むという方法。

この「パラパラ読み」をしてから、1ページ目から読んでいきます。

いったん読んでから、また読むというのは非効率に思われますよね。

しかし、本の構成や内容を把握しているため、深く速く読むことができます。

脳の仕組みとしても「全体」を把握して「部分」を理解するのは記憶に残りやすい手法と言えます。

3つの気付きを活用する

実は脳が一度に情報を処理できるのは3つまでなんです。

脳の作業スペース「ワーキングメモリ」は狭く、全てを覚えようと意気込むほどに何も学べなくなってしまいます。

何か「インプット」する場合は3つだけ覚えて帰ろうぐらいでちょうど良いです。

3+3法

3つの気付きを使い応用したのが本書に紹介されている「3+3法」です。

本を読み「3つの気付き」と「3つのToDo(やるべきこと)」を書く。

ToDoを1週間実践し、また同じ本を読む。

改めて「3つの気付き」と「3つのToDo」を書き、実践。

これを繰り返していけば無限に成長できるという手法です。

一度に全部やるのではなく、分割してコツコツと学んでいきましょう!

まとめ

本書ではインプットに関する80ものノウハウが書かれています。

どれもハッとする内容で、こうやって樺沢先生は少ない時間で効率よくインプットしているのかと関心してしまいました。

ほんの一部しか紹介できませんでしたので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。

僕はこの本を読んでブログに本の要約を書いてみようと思いました。

本当は「アウトプット大全」を買うつもりだったのに、間違えて「インプット大全」を買って良かったです!

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

また次回お会いしましょう!

  • この記事を書いた人

まっきー

「マキログ」は、身体を鍛え、心を整え、思考を磨く——そんな“日々の実験”を記録するブログです。 本の要約や海外インフルエンサーの翻訳を通して、内側から人生を整えていく感覚を綴っています。

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