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これは「未来の話」じゃない。もう始まっている話だ。
数年前、AIを使って稼ぐなんて言ったら、
どこか遠くの世界の話に聞こえていたかもしれない。
でも今、それがリアルに日常に入り込んでいる。
YouTubeを開けば、自動生成の動画でチャンネルを伸ばす人がいて、
インスタを見れば、AIで描かれたイラストがバズっている。
知らないうちに、「何者か」になっている人たちがいる。
そして僕自身も、ChatGPTを触り始めてから、
Midjourney、Suno、Runway──といろんなAIツールに手を出してきた。
そのたびに思う。
「これは、ちゃんと“金脈”になる」と。
でも、正直こんな風にも思っていた。
「結局どこから手をつければいいのか、わからない…」
そんなときに出会ったのが、ジョーダン・ウェルチのこの動画だった。
🎥 原題:「It Took Me 25 Years To Learn What I’m About To Share In 13 Minutes」
彼は“ゼロから年商10億円超”を達成した若手起業家で、
この動画で、AIで収益を生み出すための「6ステップ」を語っている。
内容はシンプルだけど、どれも本質的で、実行可能だ。
そして何より、「すでに持っている自分の資産」に気づかせてくれた。
🧠 STEP1:「アイデア」は“自分の内側”にある
「あなたがこれまで経験してきたこと。
それが、AI時代の最大の武器になる。」
これが、ジョーダンが繰り返し強調するポイント。
AI時代と聞くと、つい“新しいことを始めなきゃ”と思いがちだけど、
実は「あなたの内側」にすでにアイデアは眠っている。
たとえば──
あなたが過去に悩んだこと
繰り返し人に聞かれること
友達にアドバイスして感謝されたこと
それが、情報発信のタネにも、商品アイデアにもなる。
僕自身で言えば、ChatGPTとの自己対話や、
Midjourneyでのビジュアル生成、noteでの発信…。
「これ、どうやってやってるの?」と聞かれることが増えてきた。
つまり、もう“価値のある経験”になっているんだ。
今やってることが、1年後に誰かの武器になる。
それに気づけるかどうか。
ジョーダンはこう言っている。
「人は“自分では当たり前すぎて気づいていないもの”に価値がある。」
🛒 STEP2:「お金が動いている市場」を選べ
どれだけ素晴らしいアイデアでも、
“需要のないところ”に投下しても売れない。
これは、自分でも過去に何度も痛感したことだ。
「届けたい」と思って書いた記事も、「これはいいぞ」と思って投稿した動画も、
見てもらえない。読まれない。響かない。
なぜか?
市場が存在していないから。
ジョーダンはここで、冷静にこう語る。
「市場とは“人がすでにお金を払っている場所”のことだ。」
それはつまり──
YouTubeで再生されているジャンル
TikTokで保存されまくってる情報
Amazonでレビューが多い商品
そういった“既に反応が起きている場所”を探すのが、
マーケターとしての「観察眼」だ。
僕自身、これを意識するようになってから、
自分の発信の切り口も変わってきた。
釣りジャンルのECは、海外の需要が伸びている
自己啓発は“スピリチュアル”より“実践と構造”が好まれる
noteの読者は、体験と感情に共感する傾向がある
「届けたいこと」じゃなくて、「届く形にすること」。
これが、AI以前に必要な“人間の知性”なのだと思う。
🤖 STEP3:「AIで仕組み化できるプロダクト」を構築する
いよいよ、AIの出番だ。
ジョーダンが最も熱を込めて語っていたのが、
このSTEP3──「AIで収益を生む仕組みを作る」ということ。
「AIを“道具”として使う人間が、次の勝者になる」
ここで大事なのは、AIを“情報収集”や“ネタ出し”で終わらせないこと。
「自動で価値を生み出し続ける装置」に昇華させることだ。
彼が挙げていた活用例はこんな感じ:
ChatGPTでブログや広告文を自動生成
Midjourneyで商品ビジュアルやSNS素材を作成
Canvaでテンプレを組んで量産体制を構築
SynthesiaやSunoで動画・音声を自動生成し、メディア展開
僕自身の体験としては、ここ最近──
MidjourneyでInstagram用の画像やブログ、noteのアイキャッチを作成
SUNOで楽曲を生成
ChatGPTでブログ記事やスクリプトをプロンプト駆動で制作
これらはすべて、「ひとりビジネスの限界」を突破する武器になった。
特に感じるのは、「0→1」の創造コストが劇的に下がったこと。
イメージを言葉にし、言葉を画像にし、画像をコンテンツにする──
そんな“表現の流れ”が、今や手のひらで完結する。
「AIがあなたの“社員”になる感覚」
本当にそんな時代に来ていると思う。
🔁 STEP4:「自動化して、毎日を“回す”」
AIで仕組みを作っても、毎回手動でやってたら意味がない。
ジョーダンが次に語ったのは、“自動化”という勝者の手段だ。
「本当の成功者は、働かずに“働かせている”。」
具体的には──
スケジューラーで毎日の投稿を予約
ZapierやMakeでツール連携
ShopifyなどのECで受注〜発送を自動化
LINEやチャットボットで問い合わせ対応を効率化
僕自身、ここにはまだ課題が多い。
Instagramは手動投稿。
noteもブログも、アップのたびに手間がかかる。
でも、だからこそ強く感じる。
「自動化は、余裕と創造性を取り戻すカギ」だと。
未来の自分が、今の“雑務”に追われていないように。
仕組みの導入は、最優先の投資対象なのかもしれない。
📈 STEP5:「当たったものを、全力でスケールさせる」
ジョーダンは言う。
「100個のアイデアは要らない。
1つが当たったら、それを10倍にすればいい。」
つまり、スケールとは「選択と集中」のゲームだ。
僕が今取り組んでいるプロジェクトも、全部が全部うまくいくわけじゃない。
むしろ、ヒットするのは3つに1つあるかどうかだ。
でも、何かが当たったとき──
コメントが増える
シェアされる
商品が売れる
感謝のメッセージが届く
そんな“微細な兆候”がある。
そこにすぐ乗れるか?
全力で拡張できるか?
それが、「収益が伸びる人」と「ずっと横ばいな人」の分かれ道。
僕はまだ、その感覚が甘い。
でも、これから研ぎ澄ませていく。
💸 STEP6:「収益を“再投資”して、次の勝ち筋をつくる」
そして最後のステップがこれ。
「稼いだお金は、またAIに使え。」
ジョーダンの言葉は、ビジネスの“純化”そのものだった。
儲かったら外注に回す
有料ツールを導入する
高速化のために機材やシステムに投資する
それは「贅沢」ではなく「戦略」だ。
僕も最近、SUNOの有料プランを試し、Canva Proを導入し、
RunwayやChatGPT Teamなど、“AI環境”への投資を加速させている。
売上の全部を「生活費」に使っていたら、
一生、自分の時間を切り売りし続けることになる。
だからこそ、「仕組み」への投資は裏切らない。
🧭 まとめ|「今のあなた」は、勝ち筋の中にいる。
AIを活用して成功することは、もはや夢物語ではありません。
でも、それは「魔法」ではなく「地味な6ステップの積み重ね」だとジョーダンは教えてくれました。
まず市場を見て、伸びている場所に立つ(市場選定)
次に、何を売るかを決める(商品設計)
AIを活用して作業を加速させる(レバレッジ)
自動化で自分の時間を解放する(仕組み化)
当たったものを拡張し続ける(スケーリング)
収益をさらにAIに投資する(資金の循環)
これを聞いて、僕は思いました。
「あ、今、自分はちゃんとこの流れに乗れているんだ」と。
Instagramやnoteで発信を続け、ChatGPTやMidjourneyでアイデアを膨らませ、
SUNOで音楽を作り、Runwayで映像をつなぎ、少しずつ、でも確実に“仕組み”ができている。
まだ爆発的な収益はない。
でも、その“芽”は確実に育ち始めてる。
だから、あなたにも伝えたい。
「焦らなくていい。
でも、“何かに手をかけている”今この瞬間を、絶対に止めないでほしい。」
AIを“道具”として扱えるかどうかで、
これからの5年、10年の「自由度」は大きく変わっていく。
🪞 あなたへの5つの問いかけ
記事を読み終えた今、静かに自分に問いかけてみてください。
今、自分が立っている市場は“伸びている場所”だろうか?
(興味ではなく、成長率で選べている?)今売ろうとしているもの(または作っているもの)は、“解像度”が高いだろうか?
(誰に、何を、どう届けたいかが明確?)AIを使って“自分にしか作れないもの”を生み出せているか?
(それとも、作業のための作業で終わってない?)仕組みを作り、自分の時間を未来に投資できているか?
(毎日、何か一つでも自動化しているか?)売上が出た時、ちゃんと“再投資”できる準備があるか?
(生活費に消える前に、次の仕込みはできている?)
🚀 未来は、今の「試作」が決める。
人知れず作っているそのコンテンツ。
誰にもまだ届いていないその商品。
一見、意味がないように見えるその発信。
すべてが、未来の「否定できない結果」を支える“根っこ”になる。
AIは、その根を張るスピードを3倍、5倍にしてくれる。
焦らず、でも止まらず。
あなたの物語を、“見える成果”に変えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考動画】